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きらりと KIRARITO 新春号

きらりと KIRARITO 新春号表

きらりと KIRARITO 新春号裏

いつもエクノキュアビオをご愛飲いただきまして、誠にありがとうございます。前回のきらりとのテーマ「腸と脳の深い関係」はいかがでしたでしょうか。
緊張やストレスでおなかの調子が悪くなる経験をされた方は多いのではないでしょうか。腸内環境は幸せホルモンのセロトニンをつくるうえでも大切です。ストレス社会に負けない環境づくりにお役立てできていれば嬉しく思います。
さて、今回は腸内環境シリーズ第2弾「美しい肌も腸内環境から!~腸内環境と肌のとても深い関係~」です。突然ですが、皆さんはお肌のお手入れをされるとき、何を気にされていますか?
化粧水や美容液にこだわっている方は多いと思いますが、腸のケアを気にされたことはありますか?
今回は意外に知られていない腸とお肌の関係についてのお話です。
皆さんの腸活、かがやく日々のお役に立てればと存じます。ぜひご一読ください。


美しい肌も腸内環境から!~腸内環境と肌のとても深い関係~


皮膚にも細菌がいっぱい!

 ヒトの腸内には1000種類、およそ100兆の細菌が存在するといわれています。
細菌が集まっている様子が花畑のように見えるので「腸内フローラ」とも呼ばれています。
この腸内フローラのバランスが崩れると健康の不調や様々なトラブルが起こってしまいます。
また、腸と同じように肌には様々な種類の菌が存在しています。中でも善玉菌である表皮ブドウ球菌は肌のうるおいを保ち、肌を弱酸性に保つことで悪玉菌の増殖を防いでいるのです。
また、ニキビの原因となるアクネ菌も常に皮膚に存在しているのですが、普段は特に悪い影響は与えません。
腸内フローラと同じように、細菌のバランスが崩れたときに皮膚トラブルを起こすのです。


腸と皮膚は一方通行ではなく相互通行

便秘のときは肌が荒れやすいと感じたことはありませんか?
便秘で腸内に便が長時間滞留すると悪玉菌が増加し、アンモニア、フェノール、硫化水素などの有害物質が多く作られてしまいます。これらの有害物質は腸から吸収され、血液を通して体内を巡り、やがてお肌に到達し肌荒れやニキビ、吹き出物といった肌トラブルを引き起こすとされています。便秘など腸内環境が崩れることはお肌にとっても大敵です。また、腸内フローラが乱れ、ある種のビタミンが少ない状態で育てたマウスは、皮膚にトラブルが起きて毛が抜けるという報告もあります。つまり、腸内フローラのバランスが乱れることで、さまざまな皮膚トラブルにつながる可能性があるのです。


エイジングによる肌の衰えは腸から始まる!?

女性ホルモンの分泌量は女性の様々な健康だけでなく、肌の美しさに深く関わっています。
エイジングによる肌悩みの多くは女性ホルモンの減少によって肌のエストロゲン受容体にエストロゲンが十分に届いていないことが原因の一つでした。
腸はエイジングにより減少する女性ホルモンの代わりに、大豆など食品に含まれるイソフラボンをエストロゲン様成分に変換し補ってくれる役割も果たしています。
つまり、腸内環境のバランス整えて女性ホルモン様成分を産生できる環境をつくることは、エイジングによる肌悩みのケアにもなるのです。


肌は腸の鏡!腸内環境を整えて美しい肌をキープ

このように腸と肌は深くかかわっています。お肌の調子が悪ければ、腸内環境のバランスが崩れているサインかもしれません。
お肌のお手入れ方法を見直すだけでなく、プロバイオティクスなどを摂取して腸内環境の改善をすることも意識してみてください。
それが肌の調子を整えて美肌をキープするための重要な一歩です。

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