つるかめ健康ニュース便 2018年2月号
つかもっちの健康1ポイント
■マスクで健康的な毎日を■
インフルエンザが大流行しておりますがみなさんいかがお過ごしでしょうか?インフルエンザの予防法は、よくうがいをすることと、手を丁寧に洗う事だそうです。チョット面倒だなと思うかもしれませんが今月だけでも実行してみませんか。
せきや鼻水など、風邪の症状の人をみると近づきたくないですよね。かなと思ったら、人ごみに行くのを避けたり、通勤通学時にはマスクを着用して、他の人に移さない様に気を付けたいですね。
ところで、国立がんセンターから気になるデータが出ていることをご存知でしょうか?2016年にがんで死亡した人372,986人のうち、一番死因で多いのは肺がんであり、その数は年々増加していくというものです。もしかしたら近い将来は、ウイルスや大気汚染の影響により、外出の際はマスクが必需品となるかもしれませんね。ちなみにマスクはいろんな種類がありますが、防御力は表の様に下から順番に強いようです。
ガーゼマスク・・・保温・保湿効果があり、洗濯ができて繰り返し使えるので経済的。
ナイロンマスク・・・ガーゼに比べて保温・保湿が少なく通気性が良いので暖かい季節にも。
不織布マスク・・・使用ごとに使い捨てで衛生的。(プリーツ型より密着型が効果が高い)
※受験生のためには京都府立大学で研究された「ダチョウ抗体マスク」がおすすめです。
春先はウイルスだけでなく、黄砂やPM2.5などのシーズン。しっかりとした予防が重要となります。きちんとマスクを選んで、健康的な毎日を過ごしましょう!以上つかもっちでした!
増田店長の菌紀行
▲キムチ乳酸菌でもっと熱く▲
いよいよ2018年2月9日より、平昌で冬のスポーツの祭典オリンピック・パラリンピックが始まります。
フィギュアスケート・モーグル・ジャンプなどメダルが期待できそうで楽しみです。
冬季オリンピックを開催できるくらいですから、韓国も厳しい寒さがやってくる国土です。野菜が取れない冬の為に保存食として発展したのが、ご存知キムチです。CODEX国際食品規格によるとキムチは「主原料である塩漬けした白菜を、唐辛子粉、にんにく、しょうが、ねぎ、大根などを混ぜて作った薬味で和え、容器に入れ、低温で乳酸を生成させた発酵食品」と定義されていて、広い意味でのキムチは、本場韓国では350種類くらいもあるそうです。“乳酸で生成”“発酵食品”とくれば、その正体は乳酸菌です。キムチはロイコノストック・シトレウム、ロイコノストック・メセンテロイデス、ラクトバチルス・サケイ、ラクトバチルス・プランタラム、ワイセラ・コリエンシスといった乳酸菌が使われています。
先ず初期発酵(10℃〜15℃、1週間くらい)ではロイコノストック属とワイセラ属が、中期以降(-1℃、90日間くらい)になるとラクトバチルス属が発酵の主役を担うそうです。ワイセラ族に限っては発酵過程すべてに関わっているようです。いろんな乳酸菌が入れ代わり立ち代わり旨味や酸味を作ってくれています。
キムチで体の中から温めて、オリンピック選手にもっと熱い応援を菌達と一緒に!いかがでしょうか?
薬剤師やまちゃんの漢方タイムズ
● ひな祭りと漢方 ●
3月3日は桃の節句、ひなまつりですね。
ひなまつりといえば菱餅(ヒシモチ)。ひし形で桃色・白色・緑色の3段になったあのお餅にも、漢方とのかかわりがあるのです。
赤(桃色)は、山梔子〔サンシシ/クチナシの実〕の色。解熱や鎮静効果があります。桃色から桃の花をイメージしますが、桃の種である桃仁〔トウニン〕も血の巡りを良くする生薬ですね。赤は魔除け・厄除けの色でもあります。
白は菱実〔リョウジツ/ヒシの実〕が入っており、雪のイメージ。滋養があり、子孫繁栄や長寿を願います。
緑は新緑のイメージで、艾葉〔ガイヨウ/ヨモギの葉〕の色。血の巡りを良くしたり、香りが強いため魔除けや厄除けとして用いる生薬です。
かわいらしい三食のお餅にも、お祝いの気持ちが込められた素敵な理由があるのですね♪
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