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つるかめ健康ニュース便 2018年9月号

つるかめ健康ニュース便2018年9月号表

つるかめ健康ニュース便2018年9月号裏

増田店長の菌紀行

▲日本ならではの秋の味を醤油で健やかに▲
厳しい暑さの夏を乗り切り、秋晴れを迎えてスポーツに芸術に食にと皆様の心も体も幸福感に満たされるかと思います。医食同源を大切にする(単なる食いしん坊?)M&Hラボとしましては秋の旬の素材だけではなく、より美味しくいただくための相棒にも拘ります。今回紹介します相棒は醤油です。なんと10月1日は醤油の日だそうです。よくあるダジャレ記念日でもなく、唐突な感じの醤油の日ですが、理由はちゃんとありまして…
一つには、豊穣の秋の後に訪れる厳しい冬に備えるため、保存食(発酵食品)を作り始めるのですが、大豆を主原料とする醤油も10月より醪づくりを始めたという説に基づいたこと。もう一つは、醤油の醤の字の成り立ちが干支では10番目という関係から10月1日を醤油の日にしたようです。
さて、この醤油ですが日本の菌発酵の力が存分に発揮されています。
先ずは、丸大豆若しくは脱脂大豆を蒸したものに、炒った小麦を混ぜ、種になる麹菌(Aspergillus oryzae)を撒いて麹を作ります。次に出来た麹と食塩水を仕込み、長い時間をかけ発酵させます。この発酵は、麹菌が大豆のたんぱく質や小麦のデンプンを分解して酵母(Zygosaccharomyces rouxii)や乳酸菌(Ped.halopilus)のエサを作ります。それらの分解物を酵母や乳酸菌はバクバク食べて、アルコールや乳酸を産みます。特に醤油を作る乳酸菌は多くの種類がいて乳酸を作る菌、アミノ酸を作る菌など多様性に富んでいて、醤油独特の香ばしく深い味を作る上において重要な役割を担っています。発酵が終わると、菌はお役御免となり、その後は絞られ、加熱消毒を経て、私たちの食卓に並びます。(昔はお隣に醤油を借りに行くこともあったようですが、今はだいぶなくなり、しっかり食卓に並びますね)
秋晴れの中、たくさん運動して汗をかいて、醤油で美味しさを増した秋の味覚でさらに元気に過ごしてみるのは如何でしょうか。その際は、琥珀色の向こうにいた菌達を思い出してあげてください。


あおっきーの育児奮闘記

💛 初登場 あおっきーです 💛
こんにちは!M&Hラボお客様担当のあおっきーです。
つるかめ通信では初の登場になります。今後ともよろしくお願いいたします。
今回は初登場なので自己紹介をさせていただきます。
わたくし、あおっきーは4月に育児休業を明けてM&Hラボへやってきました。つわり・出産・育児をヒイヒイ言いながら体験し、全世界の母親の偉大さをかみしめました。現在は1歳になった娘の育児に奮闘しながらお仕事をしています。
出産前は別の部署で東亜新薬のMRとして10年以上働いていました。病院の医師・薬剤師の方々とコミュニケーションをとり、お薬の安全性情報などの伝達や収集をおこない、育薬につなげるお仕事をしていました(育薬とは、薬をより安全で効果があり使いやすいものへと育てていくことを言います)。そんな経歴のためなのか、健康食品に関してもより安全で実感できるもの・根拠のあるものへの探求心は人一倍だと自負しています。
まだまだ不慣れではございますが、お客様への真摯な対応を心掛け、がんばっていきたいと思っております。お悩みや気になる点などお気軽にお問合せくださいませ。


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