大豆イソフラボンは、どのくらい体内にとどまっているのでしょうか
イソフラボンもエクオールも体に蓄積することはありません。
個人差はありますが、1日~2日で体外へ排出されるようです。
また、エクオールは「エクオール産生菌」と呼ばれる腸内細菌によって大豆イソフラボンから作られ、そのまま腸で吸収されます。
以前から、日本人女性の2人に1人はつくれないとされているエクオールですが、最近の研究では、日本人の約96%の方がエクオールを産生する菌を腸内に保有しているものの、そのほとんどの人の菌が働いていないということがわかりました。
私たち腸内には多種多様な菌が共生しています。
一般的に種類は多いほど良いとされていますが、エクオールをつくれる人はその菌の種類が多い傾向にあるようです。
なので、重要となってくるのは自らの体内で「エクオール産生菌」が活躍できる体内環境を作ることとなります。